最新日経記事「3メガ銀、デジタル通貨統一へ協議会」
日本の三大銀行がさらなる利便性を求めて、共通のデジタル通貨を作る方向で協議会を開くと伝えています。
暗号資産の台頭もあり、それぞれがデジタル通貨を構想しています。
しかしながら 今まで一つの日本円として流通してきた通貨を乱立させることはそれぞれにとってもマイナスであるとの判断から、協調を図るとのことです 。
極めて自然な流れですが、同時期に似たような仕組みを開発していたという点から、それぞれが一様に暗号資産に対して恐怖を抱いているように見受けられます。
暗号資産を推す識者の中には、銀行は近い将来に全滅するのではないかという声もあります。
また生き残るとしても、早々にリップルと手を組んだSBIグループのみが金融市場を独占するのではないかとの見方もあります。
暗号資産が世界的に注目され、特にビットコイン(Bitcoin)保有者の6割以上が日本人だといいます。
日本政府の法整備も世界に先駆けて進んでいるという現状もあります。
それにより、国内金融機関が他国に比べて対応を急いでいるのは当然ですね。
金融庁が民間銀行に協議を促していたというのも、事の重大さを物語っています 。
ライバルとしてしのぎを削ってきたメガバンク同士がどのようにして統一へ向かうのか注目です。